【活動報告】9月25日・26日開催 SSM(サムライ・セルフ・マネジメント)講座&コミュニティー体術(CMA)in 仙台

こんにちは、彌勒相研東北チームです!

今回は9月25日と26日に開催されたSSM(サムライセルフマネジメント;自律会議法)とCMA(コミュニティー体術)の活動報告をいたします!

会場は仙台でもおなじみの一心館。コロナ禍ではありますが、会場を借りて講座開催ができたことに感謝です。

25日のSSMは講師が菅原徹さん、稲葉春樹さん、田中梨沙さん(^_^)

26日は全日本武術祭のチャンピオンでもある稲葉春樹さんがコミュニケーションの大切な要素である非言語(言葉を介さない)、対人を通しての様々なワークをわかりやすく伝えてくれました。

25日のSSMでは①~⑥を行いました。

①SSMについて
②目的と目標の違いを掴む
③禮法について
④ライフキャリアシートを使って志を引き出す
⑤目標の設定
⑥世界とのリンク付け

参加者の方々も行動管理が苦手と仰りながらも懸命に行動目標まで出せました。

かなり思考を使い、慣れない用語で苦戦されながら最後までしっかり受講された様子でした。

集中して思考を使っていく中で、合間に振動法(全身の貧乏揺すりのようなもので全身の血流、エネルギーの滞りを解消)をしたり、お辞儀にの効果を引き出す3つのポイントを使ったワークで身体を動かしたことで疲れが緩和できたようです。

詰め込んだ学びを、どのように日常に活かすか、1日の講座が継続して身につくようにシェアしました。

ライフキャリアシートの意図、志のブラッシュアップについても伝わったと思います。

受講者同士で出すのが予想外という意見もありました。

今回の講座の時間だけでなく受講後のフォローもしっかり行っていきます。

26日のCMAは身体をたくさん使っていきます。

科学的にもコミュニケーションは言語的な部分が7%しか伝わらないというメラビアンの法則が有名です。

非言語対人でのコミュニケーション、相手との交流はまさに93%の部分にアプローチをして相手と自分のコミュニケーションを円滑にしてくれるとてもよい稽古になります。

そのため、コミュニケーションが苦手だなぁと感じている方には非言語対人稽古がおすすめです。

非言語対人稽古を日頃から行うことで、日常でのコミュニケーションの可能性を拓くことができます。

心理学やテクニックではなく、本質の部分で相手とコミュニケーションが取れるようになります。

そして、なによりポイントがコミュニティー体術で行う内容は誰がやっても何度やっても同じような結果になることです。

 

また、言葉と異なり、身体を使ったコミュニケーションにはウソが介入しないため、できたできなかったがはっきりします。

できなかった場合にもできるようになるまで稽古すればよいので

確実にコミュニケ-ション能力が向上していきます。

【禮と志の基礎「ニュートラル」】

26日のCMAではきちんとしたお辞儀(礼=禮=零)に必要な骨格のこと、意識のことを対人を通して体感。

参加者の方々には丁寧に一つ一つポイントをチェックし、体感してもらいました。

きちんとしたお辞儀は相手に自身のエネルギーが伝わり、面白いことが起こります。

初めての方は想像がつかないかもしれませんが、ぜひ全国で開催されている彌勒相研のワークショップに参加して体感してみてください。

 

 

五常プレゼンという相手により伝わりやすくなるエッセンスを用いたプレゼンの練習も行いました。

時間制限のもとで発表するため、初めての方は多くの場合時間切れになってしまったり、必要な要素を盛り込めずに終わってしまいます。

自分の想いをいつでもどこでも相手に伝えられるよう練習しておくことが大切です

【接触回避・軸「自分軸=あり方が伝わる」】

接触回避のワークでは、逃避と回避の違いについて参加者の方々にも肚に落ちる内容だったと思います。

相手の自由の中に自分の自由を見つける・・・
相手のアクションから逃げるのでもなく、受け入れるわけでもなく、自分軸は保ったまま「受け止める」。

実際にお仕事でクレーム対応などの際に、「もっと早くこれ(接触回避))を知っていれば・・・」という感想もありました。

はじめは慣れない接触回避のワークも稽古が終わる頃には少しづつできるようになっていました。

これを身体を使って体現できることで日常でのぶつかりにも大きな変化が起ってくると思います。

これも、残念ですが、リアルでしか伝えることができませんので興味のある方はぜひワークショップでお待ちしています。

【彌勒波之型半式「伝えると伝わる」】

SSMで引き出した自分の志にブーストをかける動きの型があります。

初めての方は一度に覚えるのは大変ですが、ワークショップの中でも繰り返し反復練習を行い、大切なポイントを確認しながらカタチにしていきました。

型は一人でも練習できますが、たくさんの人と一緒に練習すると上達が早いです。

彌勒波之型によって伝えるから「伝わる」に変わります。

4~5人をチカラで押して動かすのか、エネルギーを浸透させて動かすのか体感。

【末端意識「無意識を意識下に置く」】
足先から指先まで、普段は無意識で動かしている細部まで意識を保ったまま動きます。

この稽古には自律禅法という日常でもよくやる動作、座る・寝る・立つという動作で稽古していきます。

これらの動作を「手を使わず」にゆっくり丁寧に行います。

これができると将来寝たきり老人になりません。

参加者の方々も苦戦している様子でしたが、身体の使い方が慣れてくれば徐々にできるようになります。

接触回避と自律禅法を組み合わせての稽古。

相手から押された分だけ動きながら、ゆっくり繊細に自身の身体の動きをコントロールしていきます。

普段から身体の細部まで自分でコントロールできるということは「日頃の無意識でやっている自分の動きのクセ」を修正するともできるようになります。

よく、意識は顕在意識、無意識は潜在意識であり、このうちクセで行っている無意識の部分は日常の行動の40%にあたると言われています。

その場の選択ではなく、クセ、習慣が出てしまいます。

言葉によるコミュニケーションも非言語によるコミュニケーションも共にこの無意識の部分(あり方)が相手に伝わります。

特に身体の部分の無意識に関してはあまり注目されていない部分でもありますので、ここをしっかりと自分でコントロールできることで、意識的に動くのか、無意識で動くのか選択できるようになり、能力を最大限引き出すことに繋がります。

 

【2日間を通しての参加者の声】

継続して対人稽古する環境が必要だと感じた。地元に一緒に稽古する仲間を増やし、教え合い、共に成長することが必要と感じた。自分の在りようで状況環境を変えられることを体感できた。普段の仕事でも、家で家族と過ごすときにも忙しくてもちゃんと相手と向き合って関わることの大切さを体感できた。

身体の使い方に長年悩んでいて、がさつで不器用な自覚があったが、末端まで意識する動きや丁寧な所作に繋がるワークができて大変勉強になった。講座の前と後の変化として立っているだけでも疲れない立ち方になっていることに気がついた。肚に落とす、受け止めると受け入れる、といった日本語の意味を身体で体感できた。二日間、本当に来てよかったです。

報告は以上です!最後までお読みいただきありがとうございました。

【今後の活動予定】

2021年11月12日金曜日 10:00
安西先生SSM講座@仙台→詳細はこちら

2021年11月13日土曜日 10:00
安西先生CMA講座@仙台→詳細はこちら