7/31【名古屋】弥勒相対力学研究所特別練習

【7/31 弥勒相研 安西理事長スペシャル】

名古屋で弥勒相対力学研究所の稽古会が開催されました!

内容は基本から応用まで、非常に密度の濃い練習になりました。

初めは冨田献一郎氏ことトミーさんによります、天人統合禮法の簡易バージョンです。

修祓場状(場を清めエネルギーを高める)を行うためです。

天人統合禮法とはいまだに進化し続ける、禮法の最高峰です。

全員で掃除を行い、天人統合禮法で部屋の四方を清めました。

さあ、稽古会の始まりです!

今日のFTは岡山の川辺恵湖さんです。

まずは安西先生から、基本である七要と七勢を再度伝授していただきます。

聴勁をしてからの七要と七勢です。

聴勁とは相手との関係性を、ちゃんと認識する事です。

「禮」は「感謝」の「体現」です。

しかし、「感謝」を自分一人でしていても何も起こらないのです。

要は「ありがとう」を心の中で思っていても何も起こらないのです。

しかしそれを言葉として誰かに対して言った場合、「ありがとう」は感謝として相手に伝わるのです。

武学の稽古は全てが対人です。

対人をする事によって、その深い意味や使い方を知るのです。

聴勁とは相手と自分との関係を認識するために、相手よりも弱い力になり、

相手の事をよく観る事です。

そして七要と七勢を丁寧に行い、自身を禊ます。

そうすることによって、自分の中の0エネルギーが相手に伝わります。

これが「0化」です。

この「0化」を相手の正中と結び、自身の中心と結びます。

これを一度に行う事が、コンタクト・コネクト・コントロールです。

そしてハイタッチをして一瞬でコントロールをするまで。

それが前半の練習の内容でした。

そしてお待ちかねのおやつタイム。

皆で名古屋メンバーが用意してくれたチーズケーキを食べました。

美味しかった!

後半は、もっと微細な稽古を行いました。

今度は聴勁を相手と離れた状態で行います。

そして相手の正中に向かって、自身を禊ぎ「禮」を行います。

その状態で一体どのように相手との関係性に変化が起こっているのか?

手のひらでを相手と重ねて確認を行います。

非常に柔らかいエネルギーが相手に通っていきます。

エネルギーが相手に通る事が目的ではありません。

日常生活でいかに活かせるか?

それを気付くための方法です。

相手の状態、自分の状態をよく認識して、

その間に「禮」を行う。

そうすることで物事を進みやすくする。

安西先生は「大切なのは志」と仰っておられました。

何の為に、その行動をするのか。

それが無ければ相手と自分の関係性を俯瞰することは出来ないと。

そしてその正中と中心に「禮」をするのです。

そうすればぶつかることなく行動を勧める事が出来ます。

それをカラダを使う事によって認識をする。

それが「武学」の稽古の醍醐味です。

そして検証をする事。

この繰り返しを行って、人の中で「志」をもって生きていく。

立ち腕相撲で、どのような状態になるのかを検証します。

この後、安西先生から特別な「禮法」を教わりました。

とても充実した素晴らしい時間でした。

弥栄もとても盛り上がり・・・・・・、

このようにして多くの気づきがある稽古を経て、

日常に、自他の人生にどのように活かすのか・・・・・。

それを考える事は本当に大切だと思いました。

※ヒロムを見て下さったケイコリン、シオリちゃん。

本当にありがとうございました。

10年ぶりくらいにじっくりと稽古に集中出来ました。

20210805 安西律子